表現力が高い人が持っている4つの特徴
自分の好きな歌手はもちろん、複数人でカラオケに行った際に「この人歌が上手だな~」と感じる人は、以下でご紹介する4つの特徴を持っています。「自分は歌が下手だから…」「心に響くような歌い方を身に着けたい」という方は、これからご紹介する特徴を参考にしてみてください。
基本的な技術を身に着けている
心に響くような歌の上手い人は、基本的な技術を身に着けています。声を震わせて歌うビブラート、低音から元の音程へとなめらかに戻しながら歌うしゃくりといった基本的なものから、宇多田ヒカルさんのようなウィスパーボイス、高校生シンガーとして大人気のAdoさんの曲に多いがなりなどもあります。
メリハリをつけられている
どんな歌も始めから終わりまでが一定の動きをしているのではなく、でだしでは控えめでサビに近づくにつれて少しづつ強く歌うといった動きがあります。つまり、メリハリをつけることで、自由な声を高くすることができるようになります。
これは比較的にわかりやすいものなので、強弱をつけて動きのある歌い方をできるようになれば、これまでよりも上手な歌い方ができるようになるでしょう。
歌詞をしっかりと理解して歌っている
表現力を高める上で最も重要となるポイントは、自分が歌詞をしっかりと理解していることです。内容を理解することで感情のこもった歌い方ができるようになり、どの部分にメリハリをつけた方が良いのかもわかるようになります。
ただ単純に歌詞を話しているだけに対して、内容を理解してから歌うことで、聞く人の心に響く歌い方ができるようになるでしょう。これまで内容に注目したことが無い方は、まずはその曲の内容を理解することから始めてみてください。
自信をもって歌っている
例えば、歌番組で有名なアーディストが歌っている姿を見たとき、自信に満ち溢れていると感じませんか?表現力を高めるには、自信を持って歌うことも重要なポイントになります。逆に自信がなく不安な気持ちで歌った場合、聞いている人にもその感情が伝わってしまいます。
もしも、今の自分が歌うことに自信が持てないという方は、ご紹介した特徴を身に着けることで、自信を持って歌うことができるようになるでしょう。
表現力をUPさせるテクニックとは?
これまでの内容から、どんなテクニックを身に着ければ良いのかはお分かりいただけたと思います。ですが、具体的には何をどのように身に着ければ良いのでしょうか?ここでは、歌の表現力を高めるためのテクニックについてまとめてみました。
朗読する
表現力UPに欠かせないのが歌詞の理解です。そのためには何度も何度も歌詞を朗読すること!曲中に登場する人物はどのような人なのか、どのようなシチュエーションなのかなど、細かい部分までしっかりと理解することが大切です。
ちなみに、内容を理解していない人が歌った場合、音程やリズムは気にしていても棒読みで歌ってしまうようです。「とりあえず歌ってみよう」ではなく、まずは歌詞を朗読して内容を理解することから始めましょう。
無表情で歌わない
あなたの好きなアーティストが歌っている姿を思い返したとき、明るい曲であれば笑顔で、切ない曲であれば悲しそうな表情で歌っていませんか?表現力は歌う人の表情も大きく関係しているので、歌に合わせて表情豊かに歌うこともテクニックの1つです。
しかし、普段からあまり感情を顔に出さない人は、自分がどんな表情で歌っているのか分かりづらいですよね?そんなときは、ビデオカメラやスマートフォンで撮影しながら歌い、歌っている自分の表情を確認してみると良いでしょう。
声にメリハリをつける
歌詞を理解して表情豊かに歌えるようになったら、声にメリハリをつけて歌ってみましょう。強調する部分は強めに、悲しさを伝える部分は弱めにするなどを心がけて歌ってみてください。
他にも、一番盛り上がるサビに入る前の部分で声量を下げて、サビに入ると同時に声量を上げるのもメリハリをつけるテクニックの1つです。このような声量の変化で聞く人の心に響く歌う方ができるようになるので、歌い方や歌声にはメリハリをつけて歌いましょう。
感情移入して歌う
表現力の高いアーティストは歌の主人公になりきって歌っているので、聞いている側も楽しい曲であれば明るい気持ちに、悲し曲であれば切ない気持ちになるものです。こうした歌い手の感情は自然と聞き手にも伝わるため、心の移入は欠かせないテクニックと言えるでしょう。
もしも感情移入が上手くできないという方は、自分の好きなアーティストや有名な歌手の真似をしてみてください。真似をしながら歌い方や感情の込め方を研究していけば、聞く人に感動を与えられる歌い手になることができるでしょう。
声が出るように訓練を受ける
ご紹介してきたテクニックの中で、実は最も重要であり難易度が高いのがボイス訓練です。特に、将来的にアーティストを目指している方であれば、とても重要になります。
専門学校やスクールに通えば正しいボイス訓練を受けることができます。歌手を目指して歌唱力や表現力を高めたい方はもちろん、歌が上手くなりたいという方も受けてみましょう。
歌唱表現できれば人に感動を与えられる!
歌唱表現できている人は内容をしっかりと理解していて、表情や声に感情を込め、抑揚をつけた歌い方をしています。歌唱で表現ができるようになるにはご紹介したボーカルテクニックを身に着ける必要があります。
専門学校やスクールに通えば、基本的な訓練やコツなどを学ぶことができます。上手くなりたい人はもちろん、歌手志望の方は今後の活動に必要なテクニックを学ぶことができるので、専門学校やスクールに通うことを検討してみてはいかがでしょうか?