オーディションの基本的な流れ
歌手を含む芸能オーディションでは、基本的に以下のような流れで行われています。
- ①自己紹介
- ②審査員からの質問
- ③特技・趣味の披露(自己PR)
基本的に始まりは自己紹介からとなっていて、出身地・名前・年齢・将来の夢などを審査員に伝えます。自己紹介の時間は一人あたり約1分程と時間が短いので、一言で伝えられるようにしておくと良いでしょう。
ちなみに、審査員は自己紹介の内容ではなく、応募者が話しているときの雰囲気や声の調子を見ているようです。そのため、自己紹介をする際には審査員の目を見ながら笑顔でハキハキと答えることを意識しましょう。
自己紹介を終えると次は審査員からいろいろな質問をされる時間になります。質問される内容に関しては、開催している芸能事務所によって異なるものがあります。しかし、基本的に聞かれる質問内容はいくつか決まっているので、よくある質問内容とその対策については次の項目でご紹介していきます。
そして面接の最後はあなたの特技や趣味を披露する自己PRの時間です。歌手志望だからと言って歌だけが得意なのではなく、人それぞれで何かしらの特技があるはずです。また、趣味も人それぞれなので内容によっては審査員の目を引くことができるでしょう。緊張するとは思いますが、自分自身をしっかりとアピールできるチャンスの場なので、落ち着いてあなたの特技・趣味の成果を発表しましょう。
歌手オーディションの面接でよく聞かれる質問とは?
ここでは、歌手オーディションの面接でよく聞かれる質問についてまとめてみました。よく聞かれる質問ということは、それだけ審査に重要な質問ととらえられるので、事前に把握してしっかりと答えられるようにしておきたいですよね!
それでは、歌手オーディションの面接でよく聞かれる質問について、一つひとつ見ていきましょう。また、質問内容だけでなくその対策についてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
オーディションへの志望動機
オーディションへの志望動機は必ず聞かれる質問です。というのも、「数ある芸能事務所が開催しているオーディションの中でなぜこのオーディションを選んだのか?」というのは、事務所側としてとても気になるポイントの1つです。
また、志望動機は応募したオーディションを選んだ理由だけでなく、なぜ歌手になりたいのかという理由も伝えなければなりません。この志望動機の質問に対して明確に答えられる人は、審査員から好印象を持たれますし採用率が高くなります。
対策としては、歌手を目指すきっかけとなったエピソードを交えつつ、応募したオーディションを選んだ理由をしっかりと伝えられるようにすること。「歌うことが好きなので~」「好きな歌手が所属している事務所だから~」といった曖昧な理由にならないよう注意しましょう。
好きな歌手やジャンル
歌手オーディションの面接では、あなたの好きな歌手や好きなジャンルが質問されるようです。オーディションによってはテーマが設けられていることがあるので、募集ジャンルとあなたの好きなジャンルが異なってると、オーディション合格後の活動に影響が出てしまう可能性があります。
合格したものの自分の好きなジャンルで歌手活動ができないとなれば、楽しく続けていくことが難しくなるかもしれません。そのため、好きな歌手やジャンルを質問された場合は、合格後の活動を考えてしっかりと審査員に伝えておきましょう。
芸能界で自分がやりたいと思うこと
よくある質問の中には、芸能界であなたがやりたいと思うことを質問されます。この質問はオーディション合格に大きくかかわってくる質問になります。というのも、将来の道筋を見ていないような人材はすぐに辞めてしまう可能性が高いと考えられ、漠然とした回答をする人は採用されないようです。
自分がどんな歌手を目指しているのか、歌手デビューの時期や出演したいと思う歌番組など、しっかりと答えられると審査員からの印象が良く採用率がアップするかもしれませんよ!
日々努力していること
歌手オーディションの面接でよく聞かれる質問の中には、「あなたが歌手になるために日々努力していることはなんですか?」というものがあります。自分が頑張っている・続けていると思うことがあれば、「こんなこと大したことじゃない」と思ってもしっかり伝えましょう。
この質問の意図は、歌手として芸能活動をするうえで努力を続けられる人なのかを見るためです。努力をしてるものや内容ではなく、根気強く諦めずに続けられる熱意の有無が重要なポイントになるので、どんな些細な努力でも自信をもって答えましょう。
応募の際に送った履歴書について
歌手オーディションに応募する際に必ず履歴書を送っていると思いますが、面接ではその履歴書を基に何かしらの質問を必ずされます。例えば、歌手でなくても過去に芸能活動の経験があったという経歴が書かれていれば、それについて必ず質問されるでしょう。
他にも、審査員の目を引くような内容が記載されていれば、それについて質問されます。そのため、応募する際には芸能事務所に送る前に内容を確認して、どんな質問がきてもハッキリと答えられるようにしておくことが大切です。
事前に対策しておけば本番で困らない!
面接の本番までにどのような質問がされるのかを調査して、どのように答えるのかを対策しておけば困ることはないでしょう。しかし、この記事でご紹介したのは歌手オーディションの面接でよく聞かれる質問についてはご紹介していますが、その他の質問に関してはご自分で予測して解答を用意しておくことが大切です。
芸能事務所によって細かい面接時の質問内容が異なるので、予想していなかった質問が飛んでこないとは限りません。どんな質問がきても答えられるように、ご自分で質問を予測してハキハキと答えられる状態にしておきましょう。